いつの時代も、キンダーブックは子どもたちとともに歩んできました。 これからも、未来をひらく子どもたちへ、たくさんの夢と感動をお届けします。
キンダーブックはいまから96年前、昭和2(1927)年に、日本で初めての観察絵本として、その歴史の幕を開けました。観察絵本とは、子どもたち自身の身のまわり、また自分を取り巻く世界(環境)を広げる絵本のこと。以後、キンダーブックは、子どもたちに本物を見せることをたいせつに、「さがす!」「みつける!」「わかる!」ことの楽しさを伝え続けてきました。その想いは、現在のキンダーブックにも受け継がれています。
「幼児の自然の生活形態のままで保育する。子ども自身が自分を取り巻く世界を子どもなりに知っていく。これを無視して子どもの生活はありえない。この行為を観察と呼ぶ」 倉橋惣三
創刊当初の編集顧問であり、日本の幼児教育の父と呼ばれた倉橋惣三(1882-1955)の考え方のもと、『キンダーブック』は武井武雄、厳谷小波、西條八十など一流の画家や作家、童謡詩人らを編集顧問に迎え、保育と直接つながりをもった継続性のある絵本作りをしてきました。
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